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Image by Milad Fakurian

うい(ヒスイバクフーン♂)

  • 301milk
  • 7月4日
  • 読了時間: 19分
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俺は「うい」言います〜。 ジョウト地方っちゅーちょいと遠いとこからやってきたから、 色々文化間違える事ある思うけどごめんなさいね〜。悪気はないねんほんまに。 郷に入ったら従おうとはおもてますんでね。 なかようしてくれると嬉しいな。


💜簡易説明▼

💜絵まとめ:


💜概要: 自宅ヒスイ編の主人公。14歳の少年僧侶。
魂だけの姿にされてしまった親友・「あさき(ミニリュウ)」を元の姿に戻すため、遥々ジョウト地方からヒスイ地方へと旅してきた。 その志の強さとは裏腹に、どこか飄々とした雰囲気をまとっており、常にマイペース。 「郷に入っては郷に従え」とは言いつつも、ジョウト人としてのプライドはしっかり持っており、会話の端々にジョウト弁が滲む。

旅の当初はマグマラシの姿だったが、ヒスイに渡ってからヒスイバクフーンへと進化。これをきっかけに、霊感が一気に開花し、「視る・触れる・会話する」能力を完全に得ることとなる。
孤児として育ち、故郷の寺で過ごしてきた。双子の妹「いろは(バクフーン♀)」とは深い絆で結ばれており、今もなお心の支えとなっている。
基本的にのらりくらりとした性格で、感情の起伏が少なく、何をされても怒らず泣かず、穏やかにやり過ごすことが多い。一方で年相応に生意気な一面もあり、人の懐に入るのが上手く、話し上手・商売上手のちゃっかり者でもある。

普段は背中に薬籠を背負い、寺で学んだ知識を活かして薬の調合を行い、日々の糧を得ている。また、密かに悪友・さんしろう(ゲンガー♂)から託された春画を、主に男性相手に売り歩く一面も。
浄火師として認められてからは、ヒスイの寮を拠点に、迷子の魂を送り届ける仕事をこなしながら、あさきを元に戻す方法を探し続けている。(物語本編および設定画の時系列は、この時点を描いたもの)
じっとしているのが苦手で、暇さえあればあちこち動き回り、常に何かしらの行動を起こしている。



💜プロフィール:

名前
うい(ヒスイバクフーン♂)
一人称
俺/自分
出身地
ジョウト地方エンジュシティ出身
身長
156cm
誕生日
8月14日(獅子座:B型)
誕生花
鬼灯
性格
やんちゃ
個性 
にげあしがはやい
特性
もうか
趣味
・薬草の栽培と採集
好き
・身内 ・薬草の調査 ・まんじゅう/いももち
嫌い
・じっとしてる事 ・炎(火傷した時、炎は痛い物だと思い知った為。のちに浄火ができるようになってからは克服。) ・道理にかなってない事象
特技
・漫談/話し上手の聞き上手
・薬の調合/薬草を見分ける事ができる
・商売
呼び名
・うい/ういくん/ういさん
・お兄ちゃん
・うい法師様/法師様/初代
・バカ弟子


💜性格:

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のらりくらりとしたマイペースな性格で、いつも飄々としている少年僧侶。 年相応に生意気なところもあるが、人の懐に入るのが上手く、話術も巧み。加えて商売にも長けた、ちゃっかり者でもある。 何をされても怒らず、泣かず、基本的にはいつも穏やか。どこかおっとりとして天然気味で、語尾をのんびりと伸ばす「へ〜、そうなんや〜」といった口癖が特徴的。

寺で教えを受けて育ったものの、ジョウトにいた頃は反抗期真っ只中で、教えに素直に従う気にはなれなかった。 今となっては「あの時、ちゃんとしておけばよかった」と、後悔しているらしい。

双子の妹・いろはには頭が上がらず、よくわがままを聞いてあげる“お兄ちゃん”タイプ。表には出さないが、彼女を大切に思う気持ちは人一倍強い。

まっすぐで正義感が強く、何事にも一生懸命だった親友・あさきのことを深く尊敬し、大好きだった。 言葉が強くて頑固なあさきが人と衝突しがちだった分、ういはそのフォローに回り、ふたりでうまくバランスを取って寺での日々を過ごしていた。

植物や薬草を調べるのが好きな研究者気質でもあり、薬の調合は得意分野。 その一方で、独特な感性から「変な奴」と揶揄されたこともあったが、特に気にせずマイペースを貫いてきた。(実際には、あさきがその悪口を聞きつけて怒り回ってくれていたことに、感謝している。)
あさきからは「言い返せ!」とよく叱られていたが、うい自身は「自分の言動が“不気味”に映っているのかもしれない」と冷静に分析しており、むしろ「ならば行動で示してみせるしかない」と考えるタイプ。 実際、悪口を言っていた相手が怪我をしたときには、自分が調合した薬でしっかりと治療してみせている。

ヒスイ地方に来た当初、あさき以外の魂を救うつもりはまったくなかった。 迷える魂を見かけても無視しており、現地の同族たちからは「不良マグマラシ!」と厳しい視線を向けられていた。
そんな中、あさきはもう死に魂だけが残っている存在という事を突きつけられ、現地の浄火師たちの仕事と誇りに触れ、考えを改めていくことになる。彼にとっての転機となったのが、つね(ヒスイダイケンキ♂)との出会い。
この出会いをきっかけに、ういはヒスイバクフーンへと進化し、正式に公認の浄火師として認められる存在へと成長していく事となる。


💜気になる人向け:

ヒノアラシ/マグマラシ/ヒスイバクフーン族について:
ヒスイバクフーンの起源は、ジョウト地方にルーツを持つ一族。
もともとはジョウト地方に多く住んでいたが、その一部が遠く離れたヒスイ地方へと渡り、厳しい自然環境や土地の霊的な影響を受ける中で、独自の進化を遂げたのが現在のヒスイバクフーンである。
本来、この一族には霊感のような力はなかったが、ヒスイバクフーンへ進化すると霊が視えるようになる者が多く現れる。加えて、技を使うことで魂を“送る”ことができるとわかり、その能力を活かしてギラティナと協力し、迷える魂のメンタルケア・この世の未練が何かを探り浄めて送り届ける浄火活動を始めるようになった。
こうした背景から、“浄火師”という役割や職業が誕生し、ヒスイ地方に根付いていくこととなる。その起源はまさに、ヒスイバクフーンたちの存在にあった。
元々は気性が荒く、攻撃的な性格の個体が多かったとされる一族だが、ヒスイに定住するようになった者たちは、どこか穏やかで柔らかい気質を持つようになった。戦いを好まず、静かに魂と向き合う者が多いのも、彼らの特徴のひとつとなっている。
特に得意な技:
・ひゃっきやこう
・おにび
・えんまく
・でんこうせっか

逃げたふりをして相手の気を引くことをよくするので、えんまく使って相手の目を撹乱→でんこうせっかでそそくさ逃げ…をよくやります。
ひゃっきやこうを使用することで、迷える魂を送る事ができます。
浄火師って?
かつて「ヒスイ」と呼ばれた大地が存在していた頃――
ヒスイバクフーン族とヒスイゾロアーク族を筆頭に、ゴーストタイプを持つ者たちが結託し、迷える魂たちの未練を理解し、心を癒したのちに“あの世”へと送り届けるという浄火の役目を担っていた。
この“あの世”とは、「破れた世界」と呼ばれる、霊たちの魂が辿り着く異界のこと。 そこでは、霊の王であるギラティナが魂を受け取り、生まれ変わりのための儀式を行っていた。 それがこの地での魂の循環であり、長きにわたって続いてきた重要な営みである。
◆ヒスイバクフーン族: 魂を理解した後、自らの炎を“送り火”として打ち込み、魂を穏やかに破れた世界へと導く。その優しく温かな炎は、霊にとっても慰めとなり、静かな旅立ちを可能にしていた。
◆ヒスイゾロアーク族: 元々は、魂を幻影の刃で切り離し、散り散りにして送るというやや乱暴な方式が主流だった。そのやり方はしばしば「強引すぎる」との批判を受け、近年では炎技を無理に習得し、ヒスイバクフーンたちの方法を模倣する者も増えている。
これらの浄火活動は一切の見返りを求めず、すべての魂に対して平等に施される。 魂の身分・種族・生前の行いに関係なく、彼らはすべての魂に寄り添い、送り届ける。
なお、こうした文化はジョウト地方には存在しておらず、ういが初めてヒスイの浄火の様子を目にしたとき、非常に驚いていたという。
やがて、ギラティナが怪異と化し、全国規模で異常な魂が大量発生した時期があった。この事態に対応するため、全国の浄火師たちがヒスイに集い、力を合わせて魂を浄めるという一大作戦が行われた。
ヒスイ地方にはこのための専用寮と拠点が整備されており、浄火師たちはここを本拠に活動しながら、常に情報交換や連携を取り合えるコミュニティを形成している。
そして、一人前の浄火師として認められた証として、彼らには“鬼灯(ほおずき)”の装飾が授与される。 これは送り火の象徴とされており、浄火師はこの装飾を衣服に取りつけることが義務付けられている。 それは、ただの飾りではなく、“魂を導く者”としての誇りと責任のしるしでもある。
過去について:
▼ヒスイに来るまでのお話▼
ういは元々、ジョウト地方の孤児だった。物心ついたときには、すでに双子の妹・いろはとふたりきりで、厳しい生活を送っていた。
飢えに苦しみ、死にかけていたある日、とある寺の僧侶に拾われたことが転機となる。 寺には同じように境遇の厳しい子どもたちや、個性豊かな僧たちが暮らしており、ういはいろはと共に文字の読み書きや、生き抜くための術、考え方などを教わり、比較的自由に育てられた。
しかし、そんな安らかな日々は長くは続かなかった。ある日、何者かによって寺が襲撃され、火を放たれる。
ういは死にもの狂いでいろはを守り抜くことに成功するが、世話になった人々、そして大切な親友・あさきを守ることはできなかった。 このときに受けた炎によって、右手には深い火傷が残り、右目を失明することとなる。 (炎タイプなのに、なぜ火傷を?――それは、いろはを守るために“もえつきる”を使用し、一時的にタイプを失った状態で、あさきを救おうと炎の中へ手を伸ばしたから。だが、その手は彼には届かず、ういの中には今も深い悔いが残っている。) あさきは死んだ。目の前で、炎に飲まれて――跡形もなく、消えてしまった。
その事実を、ういは理解していた。理解していたはずだった。それでも、傷だらけの身体を無理やり動かしては、寺の焼け跡を何度も何度も掘り返した。もしかしたら、あさきが生きているかもしれない。そんな一縷の望みにすがるように。

――そしてある日、彼は見つけた。魂だけの姿となって、この世に残されたあさきを。
それは淡く揺れる灯のようで、そっと手のひらで包み込めば、ろうそくのように優しく温かかった。あさきは、まだこの世界にいる。ならば、いつかもう一度、姿を取り戻せるかもしれない。ういはそう信じた。
周囲の人々は、ういが正気を失ったと思った。けれど、ういの中には確かな感触があった。 たとえ狂気だと笑われようとも、可能性があるのなら、賭けてみる価値はある。――その日、彼は覚悟を決めた。
やがて、寺を襲った元凶がヒスイに潜むギラティナの存在であることを知る。
すべてを知ったういに、妹のいろはは泣きながら叫んだ。
あさきはもうおらんのや!お兄ちゃん……何が見えとんの?  うちには……あさきなんて、見えへんよ……!」
しかしういは、初めてその妹の声に真っ向から背いた。
「それでも、あさきはこうやって俺のそばにおる。
 適当に生きてきた俺が生き残って、真面目に真っ当に生きてきたあさきが……
 こんな目に遭うのは納得がいかん。――道理は、正さんといかん。」
その言葉を最後に、ういは魂となった親友とともに、ヒスイの地を目指し旅立った。 ――償いと救いを求めて。そして、ひとつだけ残された「もしも」を信じて。

---

▼ヒスイに来てからのお話▼
ヒスイに渡ったばかりのういは、あくまでもあさきの魂を元に戻す手段を探すことだけを目的としていた。 他の迷える魂を見ても一切関与せず、スルーを決め込んでいた。
当然、地元の同族たちからは「本当にマグマラシか?」「不良め!」と非難の声が飛ぶ。また、かつて火傷を負った経験から、炎に対して痛みや恐怖を抱いており、「送り火」という概念を素直に受け入れることもできなかった。
同族からの非難や、余所者という声を無視しつつ、ういは「つね(ヒスイダイケンキ♂)」という名の少年と出会う。ヒスイに来て、初めてできた“友だち”だった。
しかし、つねはすでに数十年前に亡くなった魂だった。魂が自我を持ち、実体化した存在だったのだ。 まだ未熟だったういは、それに気づくのが遅れ、つねは一時、悪霊になりかけてしまう。
それでも、ういの言葉と優しさによって、つねは正気を取り戻す。 「お前の炎は、あたたかくて、やさしいなあ。」 そう呟いたつねの言葉に、ういは初めて「自分の炎が誰かを救えた」ことを知る。
その瞬間、彼は進化する。――ヒスイバクフーンへと。
その後、ういは気づく。 「このままでは、あさきもいつかつねのように実体化して、自我を失ってしまうのではないか」と。 だからこそ、自分にできることは、あのとき手を伸ばしたように――彼の魂を送り届けてやることなのではないかと。
その一連の出来事を見ていた浄火師の長・はくじゅ(ヒスイゾロアーク)に認められ、ういは正式に浄火師としての認定を受ける。
こうして彼は、「魂を見送ることの意味」を自らの中に見出し、本当の意味で、人を、魂を救う道を歩み始めるのだった。

ヒスイ編物語全体について:⚠️ネタバレ&長い!
◆ヒスイ編の元凶、「とが」という名のギラティナの物語
ヒスイ編のすべての発端は、かつて破れた世界を守る番人としてアルセウスから役目を授かったギラティナ「とが」――彼女の心が、人間の欲に触れたことで狂ってしまったことに始まる。
「狂いたくない」と足掻いたとがは、擬人化達の世界に入り込もうとし、やがてポケモンでも人間でも擬人化でもない、“怪異”と呼ばれる存在へと堕ちていった。 破れた世界に閉じ込められるのを拒み、「自由が欲しい」という己の欲を増幅させ、ついにはアルセウスからプレートを奪い、弱体化させてしまった。
やがてとがは、世界そのものを破れた世界にしようと目論み始める。死した魂が辿り着く“冥界”"常世であるはずの破れた世界を、現世にも引き込もうとした。
そして、邪魔な存在である浄火師たちを排除すべく、各地の寺や神社を次々に襲撃。ういが育った寺も、その標的となって焼き払われてしまった。


◆魂の異常、プレートの影響
通常、死した魂は霊力を持つ者にしか視認されない微弱な存在。 しかし、とがの暴走によって、未練あってこの世に残っていた魂たちにプレートの欠片が埋め込まれたことで、誰の目にも見える奇妙な存在へと変化する。
これらの魂は、成長するにつれて生者と変わらぬ姿となり、進化さえも可能に。最終的には瞳に赤い光を宿し、肉体すら巨大化していきます。ヒスイではこれを「親分」と呼び、他の地方では「悪霊」と恐れられる存在。
ういの親友であるあさきや、友となったつねもまた、そうした魂のひとつだった。
◆プレートの欠片を巡る戦いと「うい」の旅
世界を救うため、全国の浄火師たちは一致団結し、プレートの欠片を浄化し回収する任務に乗り出し始める。 欠片を集めてアルセウスに返還し、再び力を取り戻してもらい、とがを送り届けてもらう――それが、ヒスイの浄火師たちが導き出した唯一の希望だった。


◆つねとの出会い、成長、そして覚悟
魂であるつねとの出会いをきっかけに、ういは浄火の真の意味を知り、ヒスイバクフーンへと進化。
つねを見送った時に、あさきはもう二度と戻らない。魂のまま、すでにこの世に取り残されているのだとういは理解する事となる。
―ならば、自分の手で送ってやりたい。「どうすれば、あさきが満足して旅立てるのか?」それが、ういにとって最も難しい問いとなっていく。浄火師として経験を積めば、その答えが得られるのではないか? 本格的に浄火師となる覚悟を決めたうい。先輩浄火師たちと共に各地を巡りながら、魂を浄火し、プレートを集めていく事となる。
師匠としてはくじゅと出会い、衝突し、仲間を救えなかった経験を重ねながら、ひとりの浄火師として大きく成長していく。
旅の果て、ういは知る事となる。
あさきが悪霊と化さずにいられたのは、ういの「ずっとそばにいてほしい」という願いと深い愛情が、彼を守っていたから。
この事に気づいてから、葛藤が生まれた。本当は――別れたくない。心のどこかで「ずっと一緒にいたい」と願ってしまう自分に、どう向き合えばいいのかわからない。
これまで、誰よりも多くの魂を見送り、迷いを晴らしてきたうい。 自分の欲であさきをこの世に留まらせてしまっていた。自分のせいだ。


◆涙の浄火、そして解脱
さまざまな出会いと別れを経て、そして“とが”という存在の罪を見届けたその先に――ういは、ついに決意する。
「あさきを、送る。」
そして迎えた、最後の浄火。
冷静で、穏やかで、泣かないはずのういが――この時、初めて号泣します。
その涙に、あさきは静かに笑い、こう言います。
「絶対、また会えるから。」
その言葉と共に、あさきの魂は送り火に包まれ、消えていくのだった。
最後のプレートを宿したあさきを見送った事で、アルセウスは完全に復活。 暴走したとがを止めることができ、浄火師達の戦いは幕を閉じたのだった。 とがが消える直前、ういは彼女を許すと告げた。これはういの解脱に至るまでの物語。全てのものを平等に愛し導く覚悟をういが抱くようになるまでの物語。
◆エピローグ:風の中で微笑む未来
すべてが終わったあと――ういはジョウトへと戻り、いろはと和解する。
そして、焼かれてしまった寺を再建し、かつて失われ“人として生きる教え”をもう一度この地に根付かせていくことを決意。その背中は、どこまでもまっすぐで、穏やかで、力強い。
物語のラスト、風が吹き抜ける丘の上で、成長したういがジョウトの空の下、微笑むのであった――。
◆その後の物語へ:ホムラとなったうい
はるか未来。「ホムラ」として生まれ変わったういは、訪れた寺で不思議な感覚に包まれる。――まるで、初めて来た場所じゃないみたいだ。
その寺こそ、ういといろはが復興させた、あの場所だった。魂も記憶も超えて、心が覚えていた“居場所”。そして、再会した親友と共に、彼は再び「今」を生きていく。
名前の由来について:

いろは唄の一節「ういの奥山〜…」より。

仏教用語としての意味は「時間に制約されつねに移り変わるものつまり無常なるものであり、無為とは常なるもの」の意。

「憂」「初」「愛」「有為」と、様々な意味を含ませています。

デザインについて:
白黒アシンメトリー!なデザインです。
白が双子の妹のいろは、黒が親友のあさきが着ていた衣装イメージ。
大切な二人の想いを汲み取りつつ、背中にはジョウト地方の教えを伝え残したいというういの覚悟がつまっています。

フードの紐?についている鬼灯の飾りはヒスイの浄火師の証です。

マグマラシ時代からフード付きの僧侶服を好んできています。
これは世話になったジョウトのお寺の格好。
ヒスイバクフーンに進化した後はヒスイの呉服屋にわがままを言って髪色にあう色に布を染め直してもらった…という設定。
染め直してもらった時にアドリブで和柄を入れてもらえたようで、「かっこい〜」と喜んだそうな…。

声変わり前なので喉仏はないです!

古来より日本の神話において、片目しかない存在は神聖視される・神子として扱われる傾向が強いそうです。
(神に捧げるべき生贄の人間が、逃亡しないように片目と片足を潰しておいた事実が神格と同一視されるようになったのが原因)
(また、たたら場で働く人々は片目で炎を見続ける為、老年になると片方が見えなくなる=昔は人間も神々と同一視されていた為、鍛治の神は片目の姿をしていると捉えられるようになった→これらの神々は零落し、妖怪として伝わるようになった)
これらの文献を参考にし、ういは片目だけの存在というデザインに落とし込みました。
ういはある種、片目を失った事で人(マグマラシ)から妖怪(ヒスイバクフーン)に変貌を遂げたという感じ…

イメージボイス:
沢城みゆきさん
イメージソング:
01(女王蜂)
咲かせや咲かせ(EGOIST)
宝石になった日(BUMP OF CHICKEN)


💜関連人物(自宅):

あさき(ミニリュウ)
ういの親友。
寺で共に育ち、切磋琢磨しあった仲。あさきが水浴びしている時にうっかり女の子である事実を知ってしまった。以降二人だけの秘密を共有し合うようになる。
気まぐれでマイペースで割とテキトーに生きているういとは対照的に、まっすぐで正義感が強く、どんなことにも一生懸命で、でも不器用で人間くさいあさきがういは大好きだった。
ギラティナによる襲撃の際ういを庇って魂だけの姿にされてしまう。

魂だけの姿になってからは怒りっぽくなっており、感情の起伏が激しい。
ういがテキトーな事を言うとピィピィ怒ってる。
ちなみにういのフードの中がお気に入りであさきの定位置。
なのでういがフードを被るとめっちゃ怒る。

もしもあさきが生き延びていて、共に過ごしていたら…そこには恋や愛という感情が二人の間には芽生えていたかもしれません。
ういの双子の妹。生まれた時からずっと一緒な、大切な存在。
強気で泣き虫でわがままないろはを可愛いと思っており、彼女のいうことには逆らえない。
幼い頃から何もかも一緒でいたがるいろはに合わせて、花の髪飾りをつけたりしていた。
ギラティナに寺を襲撃された際、必死の思いでいろはを守り抜いた。
あさきを救うためにヒスイへ行くと告げた際喧嘩別れしてしまっている。
ういは残してきたいろはの事を常に心配しているし、いろはも寺の復興をやりつつ、いつか兄が戻ってきた時のため帰れる場所がないとだめだ…と考え行動をしています。
離れた場所にいても、お互いを思い合う、そんな兄妹です。
ヒスイを治める五護族ヌメルゴン族の者に「姫様が行方不明になった。護衛が妖に取り憑かれて気が狂い攫ったに違いない。浄火し対処せよ。」との依頼が来たため、師匠と共に向かい探すことに。
見つけた時体調不良そうだったので、ういが作った薬を飲ませことなきを得る。
この出来事がきっかけで、ふようにとっての初めての友達となるが…

ヒスイを治める五護族ヌメルゴン族の者に「姫様が行方不明になった。護衛が妖に取り憑かれて気が狂い攫ったに違いない。浄火し対処せよ。」との依頼が来たため、師匠と共に向かい探すことに。

初対面の印象が最悪だったせいで、警戒されまくっている。
生まれ変わりの姿。
ういが復興したお寺が未来でも存続しており、ホムラはこの寺で育つことになります。
飄々としていて根が実は誰よりも冷静でお兄ちゃん気質な所…霊感があるところなど、ういの影響をホムラはとても強く受けています。 ういとヒスイを知る者が現代でも生きている為、ホムラをういと重ねて見る者もいるのだとか。 最初の頃は違うと否定していましたが、反論するのが面倒な為最近は適当に流している様子。

ういは周りの人を全て見送る側の存在でしたが、ホムラは大切な存在に今度は見送ってもらう番。
ういの親友にして悪友。 気が合うため、いつも一緒に行動している存在。お互いに遠慮のない関係でありながら、深い信頼と絆で結ばれている。
博識なさんしろうのことを、ういは密かに尊敬しており、彼から聞く“自分の知らない世界の話”が大好きだった。その一方で、ういはちゃっかりと、さんしろうの実家の財力やコネクション、そして彼が持つ「影を通って移動する力」を、何かと利用することも多かった。
それでもさんしろうは嫌な顔ひとつせず、どこかんだで付き合ってしまう。そんな関係が心地よかった。
ういがヒスイへ旅立つ日。その旅立ちを見送ったのは、さんしろうだった。
そして、長い旅路の果て――ういがすべてを終えて、この世を去る時。その最期を静かに見届けたのも、やはりさんしろうである。
ういの生きた証を、誰よりもよく知る者。それが、彼にとってのさんしろうだった。








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