ヒナ(★ミニリュウ♀)
- 301milk
- 2023年2月12日
- 読了時間: 13分
更新日:12月4日

ひな。…みにりゅぅ?
いちご、たべる…。あずくんといっしょ…がいい…。
🌸簡易プロフ▼
🌸絵倉庫▼
🌸概要:
看板娘・愛娘
メインストーリーよりも未来の物語——「竜の里編」にて登場する少女。
アズサの義理の娘であり、実の父親は、かつて竜の里の長を務めていたワタヌキ。
二人の“父”を持つことに、ヒナは小さな胸で複雑な想いを抱えながら生きていくこととなる。
人見知りで、シャイな性格。
無表情でいることが多く、感情を顔や仕草で表すのがまだまだ苦手。
だが、かなりの食いしん坊で、お菓子を渡されるとすぐ懐いてしまうという一面もある。
うつ伏せでまるで“死んだように”眠る癖があり、周囲をよくヒヤリとさせてしまう。ウインクがとても下手だったりと、どこか愉快で不器用な子。
誰かと「おそろい」にするのが大好き。
フスベの地・竜の里で12年に一度行われる生贄の儀式に選ばれてしまった、最後の生贄。
彼女は、アズサの幼馴染であり、親友であり、恩人でもあったワタヌキの実の娘だった。
竜の里に伝わる儀式では、辰年に生まれた“奇形”とされた少年少女が12歳になると、龍神様へ命を捧げる生贄として選ばれる。
アズサも、ひとつ前の儀式で生贄に選ばれた少女だった。
自らの経験から、次の犠牲を止めるために彼女は24歳になった年、再び故郷・竜の里を訪れる。
そして、そこでヒナと出会う。
ヒナは辰年生まれでもなければ、年齢も12歳に満たない。
――にもかかわらず、なぜか生贄として選ばれていた。
父であるワタヌキは、実の娘であるヒナを救おうとはせず、アズサの言葉にも耳を貸さない。
その姿にアズサは深く心を痛め、ヒナを救うため、かつての親友と真正面から向き合う決意を固める。
やがて物語が終わり、里の因習を断ち切った後、ヒナはアズサに引き取られ、現在は彼女と共に、ゆっくりとした穏やかな日々を過ごしている。
乏しかった感情も、少しずつ芽生え始めている。 駄々をこねたり、美味しいものを食べて目を輝かせたり、覚えたばかりの言葉を使ってみたり――。
その小さな成長の一つひとつを、アズサは優しく、静かに見守っている。
🌸プロフィール:
名前 | ヒナ(★ミニリュウ♀) |
名前の意味 | 日の当たる菜のようにのびのびと 雛鳥のように強く 雛菊のように可憐に育ってほしい 様々な願いを込めて、アズサが命名。 |
一人称 | 「ひな」 |
誕生日 | 1月4日(山羊座:AB型) |
誕生花 | 雛菊(花言葉:「希望」「平和」) |
出身地 | ジョウト地方フスベシティ |
身長 | 80cmくらい(同年齢の子達より小さめ) |
性格 | 寂しがり |
個性 | 食べるのが大好き |
特性 | ふしぎなうろこ |
趣味: | あじゅくんのまねっこ |
好き: | いちご/アイス/おにぎり/ぴーちゃん |
嫌い: | ひとりぼっち/さむいばしょ/梅干し |
特技: | へんてこダンス |
通称: | ヒナちゃん/ひーちゃん/おひぃさん等 |
🌸性格:

普段、無表情でいることが多い。 幼い頃、長い間ひとりで閉じ込められるようにして暮らしていたため、情緒がうまく育たず、言葉もまだ辿々しい。
引き取られてからは少しずつ感情が芽生え始めており、笑ったり怒ったりといった表現も徐々に見られるようになってきたが、まだ上手に感情を表すことや、抑えることは苦手である。
人見知りが非常に激しく、初対面の相手とは目を合わせることすら難しく、大抵はアズサの後ろに隠れてしまう。だが、いったん心を許すと、本来の人懐こく好奇心旺盛な一面が顔を出すようになる。
普段からアズサの後をぴったりとついて歩く様子から、周囲には「まるでひよこみたい」と思われているらしい。
また、ヒナにはひとつのものに強く執着する傾向がある。現在のお気に入りは、アイスクリームとおもちゃのひよこ(名前は「ぴーちゃん」)。
これらのお気に入りはいつも手に持っており、取り上げようとすると泣き出してしまうほど。

現在のヒナは、いわゆる「駄々こね期」の真っ最中。 よくアズサにわがままを言っては困らせているが、周囲からは「これもまた成長に必要な過程」として、温かく見守られている。
意外にも身体能力が高く、駄々をこねている最中にアズサによじ登ることもしばしば。その姿には、未来の600族としての片鱗すら感じられ、ただならぬ潜在能力を秘めていることを思わせる。
お気に入りのおもちゃ「ぴーちゃん」にも強いこだわりがあり、名前でちゃんと呼んでくれないと拗ねてしまうなど、頑固な一面も見せることがある。

言葉選びが少し物騒なところがある。
何かショックなことがあると「きえた」「しんだ」といった表現を口にすることも。
これは、生贄として育てられていた頃に浴びせられていた言葉を覚えており、無意識に使ってしまうためである。
アズサのことは「あずくん」、クガのことは「くあくん」と呼んでおり、誰に対しても基本的に「くん」付けで呼ぶ癖がある。女の子に対しても「くん」呼びをしてしまうが、これは「おとうさんのことも“あずくん”と呼んでいるから、そう呼ぶものだ」と思い込んでいる節がある。
ナギには淡い初恋心を抱いており、彼のことだけは特別に「ないしゃん(ナギさん)」と呼ぶ。
ミナトのことは大の苦手で、姿を見るだけで怯えてしまう。名前で呼ぼうとせず、「アレ」としか呼ばない。
未来では、アズサのことを「とと」と呼ぶようになる。周囲から「お父さんのことを名前で呼ぶの、ちょっと変わってるね」と言われたことがきっかけだった。
ジョウト弁で話す方言っ子。幼い頃は訛りもかなり強く、地元の言葉が全面に出ていた。成長すると、少し恥ずかしさを覚えたのか、家の外では敬語を使うようになる。
食いしん坊な一面もあり、もらったお菓子は全て一人で食べたがる。将来的には、アズサ以上に食べる大食い娘に成長する予定。

